派遣社員と社会保険の話
こんばんは、あろんです。
雨がすごいですね、雨の影響で山陽本線は今日も止まったり止まらなかったりてんやわんやでした。
雨合羽に穴が開いていることに気づかず、なんか背中が寒いなと思ったらびしょ濡れになっており、私の心も雨模様です。
何度か記事にしましたように先日雇用保険の認定日を迎え、現在は求職活動をしたり、独立の勉強をしながら1回目の振込みを待っている状態です。
社会保険を会社にかけてもらいながら仕事をしている頃はこいつがなければもう少し手取りが増えるのに、などと疎んでいたものですが、今は非常に助かっています。
実際どれくらいもらえるの?
まだ振り込まれてはいませんが、ズバリ、8万円ちょっとです。
退職から6ヶ月間遡った給与の合計を日数180で割り、給付率をかけたものが日額手当になります。
詳しい説明はこちらのサイトさんがオススメ。
時給1100円で7時間勤務を週5日、連休などで日数は前後しますが手取りは13~14万程度です。
それに申請をした2日~認定日の27日までの25日をかけると8万円ちょっとなので、ざっくりと予定の通りとなりました。
中卒みたいな給料でよくやってきてるなとしみじみ。
いつ振り込まれるのかは気になるところですが、認定日から1週間以内には振り込まれますということでした。
軽く調べてみると2~3日で振り込まれることが多いようですって記事もありましたが、自分と同じ管轄ではないし、銀行によっても違うかもしれません。
そもそも雇用保険とはなんなんでしょうか。
派遣で勤めていた頃は前述したように、何でかけなきゃいけないんだろう、別にかけなくていいよと思っていましたが、そうもいかないんですよねぇ。
社会保険には加入義務がある
保険というのは、万が一に備えて一定量の保険料を納めておくと、万が一がおきたとき多数の人が同じように納めていた保険料から保険金がもらえる、というものです。
相互扶助の精神と呼ばれ、困ったときのためにお互いお金を出しといて助け合いましょうね、って感じ。
生命保険や損害保険も基本的な考え方は同じですが、こちらは任意保険と呼ばれており加入の義務はありません。
ですが社会保険と呼ばれるものについては雇用者の生活を最低限保障するために加入が義務付けられています。労働者を守るためです。
しかしすべての労働者が加入できるわけではなく、
・勤務開始時から最低31日間以上働く見込みがあること
・1週間あたり20時間以上働いていること
・学生ではないこと(例外あり)
という加入条件があります。最初から短期・短時間という契約じゃない限りは派遣社員でも社会保険をかけられます。
もちろん失業する予定もないし、健康な人にとっては給料の何%も差っ引かれてアホくさいとも思うもので私もそうでしたが、今となってはかけてくれてありがとう!派遣元!という気持ち。
何で払わないといけないのかというと、自分のために払っておくということですね。
社会保険には話の雇用保険のほか、健康保険や厚生年金、介護保険などがあります。
厚生年金と国民年金は違うものですよ!
それぞれの具体的な説明は省きますが、私は健康保険と雇用保険には大変お世話になっています。
雇用保険というのは失業したときに力を発揮してくれるもので、かけておけば自分がもらっていた給料のいくらかを失業中にもらうことができるものです。
健康保険は以前入院した際、傷病手当などをいただくことができたことがあります。
社会保障制度というのは、とてもとっつきにくい制度だなと思います。
万一が自分に起こらなかった場合はその必要性を考えないし、知らないままという人もたくさんいると思います。
私は幸運にも保険営業をしていたとき社会保障制度について勉強する機会があったので、万一のときに使える制度について知っていました。
ですが初めて正社員で入社をしたとき、給料から引かれてることはなんなのか?という疑問だけがあったことは覚えています。
上司に聞いてもそれはそういうもの、という雑な回答をもらったことも懐かしいです。
失業保険を申請したのは今回が初めてで、最初にこんな制度で給料から引かれてるんだよ、って説明があればもっと早くから使えていたかもしれないですね。
派遣社員ほど社会保険はちゃんとかけておいたほうがいいと私は思います。
旦那の扶養に入っているとか、実家が大富豪だとか、明日の心配がない方なら必要ないと思います。
独り身で貯金もなく、借金と生活費に追いかけられる私がゆとりを持って進路を探れているのはこの保障のおかげです。
今回健康保険については保険証も返還して国保への切り替えをしましたが、健康保険も任意で継続することができますよ!
これは正社員だけの制度ではなく、上記の条件を満たした労働者全員です。
今回失業保険を申請したことで、知識は身を助けるというのを実感したあろんでした。