ほかほかごはん

底辺社会人の戦い

印鑑照合で返却される話 印鑑の上手な押し方

こんばんは、あろんです。

今朝、エアコンをつけているのに窓を開けて寝るとかいう大ポカをやらかして超ブルーな上に、提出していたある書類が不備で返却されてさらにブルーブルーな気分です。

 

提出していたのは愛すべき築50年マンションがついにこのたび下水道を引くことになったということで、下水道の引き落とし先の口座振替用紙。

私の印鑑は祖父からもらった非常に年季のいったもので、印影が磨り減ってるし欠けもあるし、正直寿命とも思いながらも銀行に銀行印なんてそんなに出番ないしな…と思っていたらこれでした。

こういうときは押しなおして再送してねってパターンが多いですが、拉致があかないことがあるので私は銀行に直接持ち込んで印鑑と照合をしてもらいます。

 

銀行の印鑑照合ってどうやってるの?

実は私は銀行事務の経験があり、そのとき印鑑照合もやっていました。

その当時からシステムが変わっているのかはわかりませんが(勤めてたのは私のメイン銀行でもないので)、届いた口振用紙をシステムで取り込みます。

口座番号で検索をすると登録されている印影が出てきて、その印影との一致度をシステムが判定してくれていました。刑事ドラマの指紋認証とか、あんな感じ。

で、一致度を見て担当者がOKすれば照合は終わり。

ものによってはシステムが判定できずに目視で判断、パラパラ漫画みたいに重ねてペラペラして、残像で確認したりしていました。

システムもたまにぜんぜん違うやんけこれみたいな印影を一致してるよ~みたいな判定してくるので、そこは人間の介入が必要でしたね。

 

私の印鑑の場合は欠けてたり磨り減ってたりする関係でうまくシステムが判定してくれなくて目視でもはじかれたりするんでしょう…。ほんとに印鑑変えよう。

 

印鑑の上手な押し方

印鑑を作り変えても上手に押せるかというとこれが以外と難しい、新品の印鑑でも難しくない?

逆に上手な人、銀行員さんなんかは磨り減った印影でも綺麗に押せるんですよね。

ちゃんとコツがあるんです、あろんはそれでもめっちゃ下手なんですが。

 

捺印マットを使う

必須アイテムですね。これの有る無しで成功率は格段に変わります。

銀行とかなら大体用意されてますが、出先でうっかり必要になったときなんかは、厚めのノートなどを敷くと何も敷かない場合よりは上手に押印出来ます。

また実は印鑑の種類によっては捺印マットの硬さも変えた方が良く、黒水牛の印鑑などは硬過ぎず柔らか過ぎず、宝石系の印鑑には硬めのマットが良いのだそう。

 

朱肉の状態を確認する

これも大事。印鑑は何も悪くないパターンもありますので、朱肉が乾燥しちゃってないか確認しておきたいですね。

 

朱肉をつけるときは力強く押し付け過ぎない

軽くぽんぽんとつけてあげるだけでOK、朱肉が印の全体に行き渡るようにつけてあげます。

 

『の』の字を書くように押す

朱肉をつけたらぽんと押して終わり、ではなく、『の』の字を書くように押します。

この押し方は銀行員の方なんかは大体されてますよね、私があんまり押すのが下手なので代わりに押していただくときはこんな感じでされてるなぁ。

 

印鑑を押し方はその時の心を写す

焦っている時、うまく押せませんよね。昔職場の先輩に言われた言葉です。

印鑑は多くの場合大事な書類に使うものですので、まずは心を落ち着けて、余裕を持って押しなさいと。気持ちだけは冷静なんだけどな私も。

大事な書類は前もって準備して、印鑑も余裕を持って押しておきたいですね。

 

そして私は印鑑を変えよう、まじめに。